FAQ よくあるご質問

アダプタの品質で写りは変わりますか?

アダプタで写りは変わります。 
ミラーボックス(暗箱)の内壁は出来るだけ内面反射が少ない事が理想です。
光沢の黒よりツヤ消し黒が良く、また遮光線加工が丁寧にされたカメラ(+アダプター)は
写りが良くなり本来のレンズ性能をより引き出します。

センサー(フィルム)面からレンズ後端を見た場合やレンズ後端からフィルム面を見た場合に光るものは出来るだけ少ない方が良いわけです。

弊社のアダプターは
1:内面反射の少なさ、2:光軸の精度(マウント面の平行度)、3:フランジバック精度
にこだわって製造しています。



L-Mリング (L39 to LM変換リング)について、
Leicaのねじ込み式レンズを使用するためのL-Mリングは、どのタイプを選べばよいか解かりません。
=> もしライカ以外のミラーレスカメラに
二段付けして使用する場合は、どのタイプを使用しても構いません。
ただし、ライカのボディに取り付ける場合には使用するレンズの焦点距離に合わせたL-Mリングを使用することが必要です。 ( 35-135   50-75   28-90  の3タイプ)
L-Mリングの形状に違いでファインダー内の画角枠を切り替える構造になっています。

 将来、ライカのレンジファインダー機を使用する時でも、RAYQUALのL-Mリングを選択しておけば、高い精度でのピント合わせが可能です。
 (機械式のピント合わせのためには高精度なL-Mリングが不可欠です。)


アダプタを使用した場合無限は撮影できますか?
弊社のアダプタは無限撮影が可能です(接写用や特別な組み合わせを除く)
アダプタの厚さを高精度に仕上げているのでレンズの無限位置と実写した時の無限が高精度で一致します。
オールドレンズを含めるとレンズの無限が本来の位置にない場合があり、アダプタを薄く作る考えがあります。しかし無限のズレているレンズは2,3割で致命的にくるっている場合はさらに稀です。
頻度が少ない、状態の悪いレンズのためにアダプタの精度は犠牲にしていません。
(ただし、メーカーにより古いレンズの無限精度はデジタル時代と比べ低い場合もあります)


無限精度が良いアダプタのメリット、デメリットは?
純正の組み合わせで使用していた場合同様にピントリングの位置が一致しています。
広角レンズを使用した場合の置きピン、目測でのスナップに有利になります。
 夜景などピント合わせの困難な状況での無限位置ピント合わせがすばやくできます。
 フローティングエレメントのレンズを使用した場合、レンズのユニットの位置関係が設計本来の正しい位置関係で使用できます。
※フローティングエレメントとはレンズ群が一同に移動しない機構で高級レンズで採用しています。

デメリットとしては無限位置のくるっているレンズを使用した場合にオーバーインフになったり、無限に届かないケースが生じます。



アダプタを使用した場合AFなどは働きますか

一般的にマウントアダプタを使用した場合にはレンズとボディ間の電気的なつながりはありません。AFや解放測光、ボディ側からの絞り操作などは使えません。
ただし、機械的な絞り操作を行ってもカメラ側で自動的に露出を決めてくれる機種がほとんどですので慣れて気にならず使用している方が多いです


Sony α7系(フルサイズセンサ)機種でケラレます
Sony α7,α7Rが発売になってからSaE系アダプタはすべてフルサイズ対応品に切り替わりました。フルサイズ対応品のアダプタを使っているのにケラレる場合は次の原因でケラレている場合があります。
●適切でないフードを使用してケラレが発生している

●広角レンズの場合フィルターを付けただけでも蹴られるレンズがあります。
●花形フードが傾いて取り付けられている。
●設計の古いレンズは周辺減光が多くケラレているように見える
●電子先幕シャッターを使用している場合、高速シャッターで画面上辺にケラレが発生します


キヤノンEOSのレンズを使用できるアダプタはありますか
 弊社ではキヤノンEOSレンズを使用するアダプタは製造しておりません。
EOSレンズは電気的な制御を行わないと絞り操作が出来ないため製造が困難です。
 コンタックスNマウントのレンズも同様です。


Leica レンズなどを使用するヘリコイドアダプタは作らないのですか
一番問い合わせの多いのはLeica M- SaE のヘリコイド接写タイプのアダプタです。
この組み合わせはアダプタ自体の精度を維持しヘリコイドを組み込むにはスペース的に困難です。
ヘリコイドを組み込んだ場合、ガタが発生したり光軸が傾くなど弊害を伴います。
 現状、ソリッドタイプの組み合わせで使用するのが画質と強度を優先した場合有利と考えております。
 また、弊社では接写専用の
LeicaM- SaE M.3 LeicaM- SaE M.6 を用意しております。


光学ファインダー機を使っているがピントが合わない
ライブビューを使わずに光学ファインダーにてピント合わせをした場合、ライブビューを使用した場合に比べピント合わせの命中率は一般的には下がります。
それでも、明らかな前ピンや後ピン傾向になることがあります。
その場合、純正のレンズ(解放F値の明るいレンズ)を解放設定でMFにてピント合わせを試してください。 (フォーカスエイドに頼らずスクリーン上の画像にてピントを合わせてください)
この時に同じ方向にピンずれを起こす傾向であればピントスクリーンの取り付け不良が考えられます。


トップページに戻る